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進行台本テンプレート:無料コピペ版と作り方ガイド(2026年)

グリッドをコピーして時間を書き込むだけ。当日バタバタしないための進行台本を、オンラインイベントの記入例つきでご用意しました。

By Flat Team·

これはイベント運営に関する独立したガイドです。本文で触れる各種イベント関連ソフトウェアの提供元と提携・推奨関係にあるものではありません。

サミット開始から10分。基調講演者はまだ話し続け、パネル登壇者はすでに舞台裏で待機し、配信を回す担当者は次に何が来るのか把握していませんでした。誰も進行台本を用意していなかったのです。結果、全体がじわじわと予定から遅れ、40分後には閉会セッションがわずか5分に切り詰められました。

進行台本とは、そうした事態を防ぐために制作チームがなぞる、分単位の台本です。各セグメント、その担当者、どの技術キューをいつ出すかまでを一覧化します。これがないと、ライブイベントは即興劇になってしまいます。

このガイドでは、今すぐコピペ・ダウンロードして使える無料の進行台本テンプレートをお渡しします。そのうえで、進行台本とは実際に何なのか、進行表とどう違うのか、そして作成の6ステップを解説します。オンラインイベント向けの記入済みサンプルもあるので、グリッドを埋めるとどんな形になるのかがひと目でわかります。無駄な前置きも、会員登録の壁もありません。

お約束します。読み終える頃には、いつも使っているツールの中に動く1枚のドキュメントができあがり、何を書き、何を省くべきかもはっきりつかめているはずです。進行台本がどうやってキュー出し役に伝わるのか、バッファ時間がなぜ閉会セッションを救うのか、そして1行につき担当者を1人明記することが、なぜ共有ToDoリストよりも毎回うまくいくのかがわかります。ウェビナー、カンファレンス、ハイブリッドのチームデーを運営するなら、これが進行を脱線させないための1ページです。

無料の進行台本テンプレート(コピペ・ダウンロード可)

こちらがそのグリッドです。進行台本テンプレートとは、1セグメント1行、6列で構成された表です。列は、開始時刻・所要時間・セグメント・担当者・技術/AVキュー・備考の6つ。お使いのツールにコピーして、開会からラストの挨拶まで、上から順に各行を埋めていきましょう。

時刻所要時間セグメント担当者技術/AVキュー備考
9:000:10開場/ロビー音楽司会音楽ON、照明を落とす早めの来場者を出迎える
9:100:05開会あいさつ+注意事項MCマイクON、タイトルスライド表示非常口・Wi-Fi・進行を案内
9:150:30基調講演登壇者スライド表示、スポット照明スライド送りは登壇者が担当
9:450:05バッファ/転換司会音楽をフェードインステージを整え、次の登壇者を準備
9:500:20パネルディスカッションモデレーターマイク4本ON、テロップ表示モデレーターが定時終了を厳守
10:100:15質疑応答MC移動マイク、客席カメラ10:24きっかりで打ち切り
10:250:05閉会+次のご案内司会エンドスライド、音楽UPフォローアップのリンクを共有

空行は味方です。引き継ぎが発生する箇所には必ず1行加え、すべての転換に専用の行を割り当てましょう。そうすればセグメントの隙間で抜け落ちるものがなくなります。

なぜこの6列で、それ以上増やさないのか。どの列も、プレッシャーの中でスタッフが必ず抱く問いに答えているからです。開始時刻は「今始めるのか?」に、所要時間は「あとどれだけ余裕があるか?」に答えます。セグメントと担当者は「これは何で、誰が回すのか?」に、技術キューは「何を押せばいいのか?」に答えます。そして備考欄は、どこにも収まらない1つの細かい注意事項を拾います。たとえば拍手不要という登壇者の希望や、音声を二重チェックすべき動画などです。1列でも削れば、その分だけ静かに「勘」を持ち込むことになります。

手を付ける前に、まずは上から下までグリッドを読み通してください。所要時間を積み上げると本当の終了時刻になること、そして話すセグメントの合間すべてに担当者が明記されていることに気づくはずです。どんなテンプレートよりも、その習慣こそが進行を正直に保ってくれます。

いつも使っている形式で手に入れる

上の表を選択して、イベント運営に使っているツールにそのまま貼り付けてください。

  • Google スプレッドシートや Excel: セル A1 に貼り付ければ列が自動で分割されます。先頭行を固定し、備考列を広げましょう。
  • Word や Google ドキュメント: 表として貼り付けるか、[挿入]>[表]で6列の表を作成します。
  • Notion/Airtable: 貼り付けると自動で表になります。時刻の列を時刻フィールドに切り替えましょう。
  • PDF: スプレッドシートや Word で作成し、書き出しか印刷で PDF にすれば、スマホでも開ける読み取り専用版になります。

マスターは編集可能なまま手元に残し、当日はロックした版か書き出した版を共有しましょう。誰かがうっかり本番の台本を書き換えてしまう事故を防げます。

進行台本とは?

進行台本とは、ライブイベント中に起こるすべての出来事を、時系列で分単位に落とし込んだドキュメントです。各セグメントと、その開始時刻・所要時間、担当者、そして出すべき技術・AVキューを一覧化します。これにより制作チームは、次に何が来るかを勘に頼ることなく、予定どおりにイベントを進行できます。

幕の裏側にある台本だと考えてください。観客が滑らかなイベントを目にしている間、スタッフは進行台本を上から下へたどり、各キューを時間どおりに出しています。これは観客のためではなく、進行する側の人たちのために作られたものです。

進行台本はランダウンと同じもの? 基本的には同じです。進行台本は、業界によってランダウン、キューシート、ショーフローとも呼ばれます。放送や演劇のチームは「ランダウン」「キューシート」と言う傾向があり、イベントやカンファレンスの主催者はたいてい「進行台本」と呼びます。どれも同じもの、つまり「何が、誰の手で起きるか」を順序と時刻つきで並べた一覧を指しています。

複数扱う場合はどう呼ぶか。英語では「runs of show」と表現しますが、1つのイベントに進行台本は1つなので、めったに必要になりません。ただ、いくつか並べて比べるときはこの形になります。

進行台本は何のために使う? ライブイベントを1キューずつ回すために使います。舞台監督が読み上げ、プロデューサーがコントロールルームで追い、イベント司会者はサブ画面に開いておく。このドキュメントがあるおかげで、ショーを回す人が「次は何だ?」と立ち止まって考えずに済みます。動く要素だらけの1日を、指し示せる1本の線に変えてくれるのです。

もう1つ、早めにしておきたい区別があります。進行台本はチェックリストでもプロジェクト計画でもありません。チェックリストは順序も時刻もありません。プロジェクト計画は数週間にわたります。進行台本は、イベントが実際にライブで動いている数時間だけのタイムラインであり、どの行も時計に紐づいています。ドキュメントに時刻の入っていない行があるなら、それは別のどこかに属するものです。

進行台本に記載すべき項目とは?主要な構成要素

進行台本には、7つのものを記載すべきです。イベント詳細、時刻、所要時間、各セグメントの説明、担当者、技術キュー、そしてバッファ時間です。どれか1つでも欠けると、プレッシャー下で頼れるドキュメントではなくなります。それぞれが何をし、なぜそこに居場所を得ているのかを見ていきましょう。

  • イベントヘッダー。 名称、日付、会場またはリンク、そしてバージョン番号。当日は、どのドキュメントが最新版なのか一切迷わないようにしたいものです。
  • 時刻と所要時間。 時刻はセグメントがいつ始まるかをスタッフに伝えます。所要時間はどれだけ続くかを伝えます。この2つがそろって、超過をその瞬間に捉えます。
  • セグメントの説明。 1ブロックにつき明確に1行。基調講演、パネル、休憩、表彰。代役が読んでも何が起きるかわかる程度に具体的に。
  • 担当者。 1行につき、名前のある人を1人。「チーム」でも「AV」でもありません。そのセグメントを時間どおりに始め、終わらせる責任を負う、生身の1人です。
  • 技術・AVキュー。 マイクON、スライド表示、音楽イン、照明ダウン、カメラ切り替え。技術スタッフが取るべきすべての動作を、それが起きる場所に書き込みます。
  • バッファ時間。 セグメントの合間に意図的に設ける空白の数分。転換、機材のリセット、そして避けられない超過のためのものです。バッファのない進行台本は、計画ではなく願望です。
  • 設営と撤収。 開場前と、観客が帰った後の行。搬入、音響チェック、バラシもドキュメントに含めましょう。

規模の大きいイベントでは項目がいくつか増えますが、誰も読まない列を無闇に足したくなる衝動は抑えてください。スポンサーやVIPに関する注記は備考欄で足ります。不測の事態に備える行(「配信が落ちたら待機スライドに切り替え」)は、それが守るセグメントの直後に独立した1行として置けます。AV業者や会場の連絡先は、行に散らすのではなくヘッダーに入れます。どんな追加も判断基準はシンプルです。時計が動いている最中に、キュー出し役が実際にそれをちらりと見るか。見ないなら、それは別途のブリーフに属するものです。

人が最も取り違えやすいのが、時刻と所要時間のペアです。時刻は絶対値(「9:15」)、所要時間は長さ(「0:30」)です。両方必要なのは、それぞれ壊れ方が違うからです。登壇者が長引いても時計は進み続けますが、残りの所要時間は各ブロックが本来かかるべき長さを示したままなので、遅れをひと目で把握し、どこを削るか判断できます。

進行台本 vs 進行表(アジェンダ):何が違う?

進行台本はスタッフ向けの実務台本、進行表(アジェンダ)は観客向けの公開スケジュールです。進行表はゲストに、何を、だいたいいつ期待できるかを伝えます。進行台本はチームに、観客が決して目にしないすべてのキューも含め、分単位で何をすべきかを正確に伝えます。一方はマーケティング、もう一方は運営です。

よく混同される2つのドキュメントの隣に、進行台本を並べてみましょう。

ドキュメント読み手詳細度記載例
進行表(アジェンダ)参加者概要レベル、キューなし「9:15 基調講演:これからの働き方」
進行台本制作スタッフ分単位、全キュー入り「9:15 基調講演、スライドは登壇者担当、スポット照明、9:45で厳守終了」
制作スケジュール業者+スタッフ複数日にわたる段取り「9月3日 6:00:ステージ搬入、10:00までに照明機材」

進行表は「私は何を見るのか?」に、制作スケジュールは「準備全体で何が起きるのか?」に答えます。進行台本は「今、この1分で、私たちは何をするのか?」に答えます。多くの場合この3つすべてが必要で、互いに矛盾してはいけません。舞台裏の時間管理と同じくらい公開セッションも成功させたいなら、きっちりしたランダウンと並行してより魅力的なミーティングの進め方を学ぶ価値があります。

違いを手早く実感する方法があります。進行表を参加者に渡せば、いつコーヒーを取りに行けばいいかがわかります。進行台本を初参加のスタッフに渡せば、すべてのキューと担当者が明記されているので、ぶっつけでもショーを回せます。進行表はわざと舞台裏の仕組みを隠します。進行台本はその仕組みそのものです。

更新のタイミングも異なります。進行表は早めに確定します。印刷し、メールで送り、ウェブサイトに載せるからです。進行台本は最後のリハーサルまで生きたままです。そこで、基調講演には実は25分ではなく27分必要だと判明したりするからです。観客が目にするセグメントのタイトルと開始時刻はそろえておき、追加の細部はすべて進行台本の下に持たせましょう。進行台本はミーティングアジェンダのテンプレートのごく近い親戚で、そこに担当者とキューを足し、時計を絶対のルールとして扱ったものです。

進行台本を作る6ステップ

進行表を、チームが本番でそのまま実行できる進行台本へと、6回のパスで作り変えます。

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    進行表から始める

    公開用の進行表を開き、すべてのセッションを順番どおりにセグメント列へコピーします。これが骨組みです。まだ細部は足さず、進行順だけを書き出して、1日の全体像が見えるようにしましょう。進行表がまだない場合は、確実に起こるとわかっているセグメントを挙げ、まず順序を決めます。細かい調整は後からで構いません。

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    ブロックを分単位の行に分解する

    大きなブロックを、その中にある一瞬一瞬へと分割します。「基調講演」なら、導入・講演・拍手退場に。「パネル」なら、着席・モデレーター紹介・議論・締めに分かれます。すべての行に時刻と所要時間を加え、所要時間の合計が、期待した終了時刻ではなく本当の終了時刻になるようにします。

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    1行につき担当者を1人割り当てる

    すべての行の担当者列に、名前のある人を1人だけ置きます。2人で1つのセグメントを分担するなら、2行に分けます。曖昧さこそが無音の空白を生むので、このステップでは名前の入っていない行を1つも残しません。

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    技術・AVキューを重ねる

    頭の中でイベントを歩き通し、技術的な動作をすべて書き出します。マイクON、スライド表示、音楽イン、カメラ切り替え、照明ダウン。各キューは、本番中に誰も読まない別リストではなく、それが発火する行に書き込みます。

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    10〜15%のバッファを足す

    セグメントの間にバッファ行を挿入します。チームはほぼ必ず転換を短く見積もるので、合計に10〜15%を上乗せしましょう。そのゆとりがあるからこそ、長引いた登壇者を吸収しても閉会セッションを削らずに済みます。

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    リハーサルとバージョン管理をする

    当日を迎える前に、スタッフと声に出してドキュメントを一通り通し、各セグメントを実測しましょう。うまくいかない箇所を直したら、バージョンを固定してはっきりラベルを付けます。開場のときには全員が「最終版」と記された同じファイルを見ているべきです。バージョン番号と日付をヘッダーに入れておけば、迷い込んだ古い版が本番中に議論を制することは二度とありません。

オンラインやハイブリッドのイベントを計画中ですか?

進行台本は、それを回す会場の出来次第です。空間ルームがオンラインイベントを、ロビーから基調講演、交流まで、どのように滑らかに流していくのかをご覧ください。

進行台本テンプレート:Word、Excel、Google スプレッドシート、PDF、どれがいい?

形式は、下書きに何を使ったかではなく、当日スタッフがどう読むかで選びましょう。Excel や Google スプレッドシートの進行台本テンプレートなら、所要時間が自動計算され、行の並べ替えや色分けもすばやくできます。Word や Google ドキュメントの進行台本テンプレートは、より台本らしく読めるので、キューが言葉のそばに並ぶトーク中心のイベントに向いています。PDF は実際に本番で見る版です。うっかり編集されることがないからです。

  • Google スプレッドシート: 少人数のチームがリアルタイムで一緒に編集する共有マスターに向いています。ヘッダー行を固定し、時刻列を時刻書式にして正しく並ぶようにしましょう。
  • Excel: オフラインでも同じ自動計算が使えます。さらに、各所要時間を直前の時刻に足す数式を組めば、1ブロック動かすだけでスケジュールが再計算されます。
  • Word や Google ドキュメント: 進行台本がMCの台本を兼ね、キューが言葉のそばに短い注記として並ぶ場合に合います。
  • PDF: 当日用の版です。上記のいずれかから書き出せば、スタッフはスマホやタブレットできれいな読み取り専用ファイルを開けます。

何で下書きするにせよ、編集可能なマスター1つと、書き出したPDF1つを保ちましょう。マスターは最終リハーサルまで変更が起きる場所です。PDFは時計が動き出したらキュー出し役が読む版なので、本番中の打ち間違いが計画を書き換えてしまうことは決してありません。

Canva やスライドツールで進行台本を作れる? 作れます。フォントや余白を自在に操れる、印刷向けのレイアウトに仕上がります。ただし、デザインツールは表計算ソフトではない点に注意してください。1ブロック動かしても時刻は自動で再計算されず、表は数式ではなく手作業で編集することになります。表の編集が扱いづらいと感じる人もいます。ある r/canva のユーザーは、Canva の表について「本当にイライラする。10回のうち7回は、編集を始める前に勝手にジャンプしてしまう。表を扱うのがほとんど不可能」と述べています(出典)。デザインツールは観客向けの進行表の置き場所としては申し分ありません。ですが進行台本そのものには、数秒で編集できる表のほうが安全な選択です。

オンラインイベントの進行台本サンプル

こちらは、90分のオンラインサミット向けに記入した進行台本です。「会場」がオンラインのとき、同じ6列がどう働くかを示しています。キューはステージ照明ではなく、ルーム切り替え、画面共有、アクティビティの起動になります。対面のキューには、すべてデジタルの対応物があります。

3つのタイムゾーンにまたがる120人のリモートチーム向けサミットを主催する、運営リーダーのナディアを思い浮かべてください。彼女はゲストがアバターとしてルーム間を移動する空間会場でこれを回すので、進行台本には、群衆が各瞬間にどのルームにいるかを追う欄があります。彼女のグリッドを埋めると、こうなります。

時刻所要セグメント担当者デジタルキュー備考
0:000:10ロビー交流ナディア空間ロビー開放、近接オーディオONゲストが近づき、小さな輪で雑談
0:100:03メインステージへ移動MCアナウンス、会議ルームへ誘導ドアをピン留め、チャットにリンク投下
0:130:25基調講演登壇者画面共有ON、スピーカーレイアウトスライド送りは登壇者本人が担当
0:380:05バッファ/リセットナディアステージで待機、リアクションON超過を吸収し、次のブロックを予告
0:430:20スピードネットワーキングMC時間制ラウンド起動、自動シャッフル4分ラウンド、カウントダウン表示
1:030:20ワークショップファシリテータールームにホワイトボード+付箋テーブルごとに小グループへ
1:230:07閉会+リアクションナディア花火リアクション、ビルボードにエンド映像録画リンクを共有、登壇者に感謝

0:38 のバッファと、0:10 のルーム移動の厳守キューに注目してください。この2つこそ、オンラインイベントが最も失敗しやすいところです。ゆとりのない超過と、半分の群衆がまだロビーにいるうちに基調講演が始まってしまう曖昧な引き継ぎです。進行台本は、移動の担当者を明記し、時計にゆとりを組み込むことで、その両方を解決します。オンラインで進行するのが初めてなら、まずはオンラインイベントの開催の基本から始め、その上にこのグリッドを重ねましょう。

イベントの主眼が交流なら、このグリッドに交流そのものの計画を組み合わせてください。参加者が本当に楽しめるオンライン交流イベントの開き方をご紹介しています。そして基調講演のブロックには、優れたオンラインカンファレンスを支えるのと同じ規律が効きます。担当者1人、きれいな画面共有キュー1つ、厳守の終了1つです。

それを、ミーティング規模の小さな進行台本と対比してみましょう。分散したチームの30分の全体会議を回すチームリーダー、デボンを思い浮かべてください。彼のグリッドは7行ではなく5行で、「キュー」もつつましいものです。資料のミュート解除、ロードマップのスライド共有、チャットにアンケートリンク投下、質疑の開始。それでも彼は1行につき担当者を1人割り当てます。短いミーティングでも、「誰か」がアンケートを起動するはずが誰もやらないと、進行はぶれるからです。ドキュメントは小さくても、規律は同じです。

2つのシナリオから得られる学びは同じです。行数はイベントに合わせて増減させても、全体を支える2つのルールだけは決して縮めないこと。1行につき担当者を1人、そして引き継ぎのある場所には本物のバッファを。90分のサミットも30分のスタンドアップも、この2つのルールが緩んだ瞬間、まったく同じ理由で失敗します。

避けたい進行台本のよくある失敗

進行台本の失敗のほとんどは、6つの習慣に行き着きます。そのどれもが避けられるものです。次のイベントの前に、これらに気をつけてください。

  • 転換を短く見積もる。 セグメントの合間こそ、時間が消える場所です。ゲストの移動は遅く、機材のリセットには一拍かかり、「さっと済む」切り替えが3分を食います。すべての引き継ぎに、時間を割り当てた専用の行を与えましょう。
  • 作るのが遅すぎる。 前夜に書いた進行台本は、試されていません。1週間前に下書きすれば、リハーサルとうまくいかない箇所の修正に時間が取れます。
  • AVの現実を無視する。 「動画再生」とだけ書いたキューは、動画が読み込まれ、音声がつながれ、誰かが見張っていることを前提にしています。願望ではなく、スタッフが実際にすべきことをキューに書きましょう。
  • リハーサルを飛ばす。 ドキュメントを黙読するのはリハーサルではありません。声に出して回し、時間を計れば、こっそり10分長すぎるセグメントが見つかります。
  • 複雑にしすぎる。 色分けと12列で埋め尽くされた進行台本は、プレッシャー下で誰も読みません。大事な6列にとどめましょう。
  • キュー出し役がいない。 誰かが本番でキューを読み上げ、「ゴー」と言わなければなりません。時間を管理するキュー出し役が1人いなければ、完璧なドキュメントでも進行はぶれます。その人を1ページ目に明記しましょう。

キュー出し役には独立した段落を割く価値があります。他のすべてを台無しにしかねない失敗だからです。完璧な進行台本を書いても、3人が半分ずつ時計を見ていて、それぞれが他の誰かが見ているはずと思い込んでいれば、タイミングを失います。キュー出し役を1人任命しましょう。その人の唯一の仕事は、ドキュメントを上から下へ読み、所要時間を見張り、次のキューを声に出すことです。オンラインイベントではその声は舞台裏チャンネルに、会場ではヘッドセットに宿ります。いずれにせよ、1人が「ゴー」を担い、他の全員がそれに耳を澄ませます。

きっちりした進行台本はタイミングを正直に保ってくれますが、無音の空白をひとりでに埋めてはくれません。セグメントの間もスケジュールだけでなくエネルギーが続くよう、オンライン参加者を飽きさせないいくつかの工夫と組み合わせましょう。

進行台本のよくある質問

次のイベントは1つの進行台本で回しましょう

冒頭のグリッドを取って、自分の時間割で埋めれば、イベントが制御されていると感じるか混沌と感じるかを決める、たった1枚のドキュメントができます。進行台本は、観客が決して目にしない瞬間にその価値を発揮します。きれいな引き継ぎ、吸収された超過、生身の誰かが担ったから時間どおりに出たキュー。

持ち帰ってほしいことが3つあります。1つ目、1行につき担当者を1人。例外も「チーム」もなしで。2つ目、引き継ぎのある場所には本物のバッファを。転換はどの登壇者よりも時間を奪うからです。3つ目、キュー出し役1人がドキュメントを声に出して読むこと。そうすれば、紙の上の計画が、その場の計画になります。

この3つを守れば、あとはテンプレートがやってくれます。一度リハーサルし、バージョンを固定し、当日に開く。そして、記憶と願いではなく、1つの進行台本からイベントを回しましょう。

「進行台本」「ランダウン」「キューシート」は一般的なイベント制作用語であり、当サイトの商標ではありません。本文で触れた製品名はそれぞれの所有者に帰属します。当サイトは独立しており、それらと提携関係にありません。

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